日本の大学卒業後に中国へ留学はアリ?ナシ?

北京の街の様子留学
北京留学中に撮影 北京の様子

中国の北京師範大学へ留学を2年間していたもぐらです。

日本の大学を卒業後、中国へ留学したいあなた!
それまでに何を準備すれば良いか?
私の経験を入れながら書いて行きたいと思います。

2年間の留学は在学中に1年、卒業後に1年行きました。
特に1年目の在学中に行った初めての留学はわからないことだらけでした。

中国留学したいあなた、なるべく失敗はしたくないと思います。これを読んで参考に慣れば嬉しいです。

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まずはじめに…

今世界的な環境のせいでなかなか留学ができる状態ではないと思います。
直前で留学が延期や中止になった方もいるかもしれません。

今はオンライン授業などもあり、現地に行かなくても語学が学べる時代になってきています。ただ、やはり環境という物はかなり大きく影響してきます。
現地で学ぶことによって語学だけではない様々な知識や経験がつめるというメリットの方が大きいと私は考えています。

長い戦いが終わり、いつか必ず国境を超えて語学を学べる時代はやってきます。
その為にも今の時間をしっかり大切にしていつでも行けるように準備をしておいてください。いざ準備を始めようと思っても今準備をしはじめている人には叶いません。スタートダッシュが全ての成功の道なのです。

留学への決断の仕方

大学を卒業した後、多くに人は就職すると思います。私は就活はせず、留学という道を選びました。
もちろん大学在学中に就活をした方がエントリーできる企業も多いですし、新卒というブランド力はあります。それに執着するなら卒業後の中国留学はナシ!です。行かない方が良いかもしれません。
では、せっかく大学を卒業して新卒で就職できるというのになぜ留学という道を選んだのでしょうか。
私は中国の地で生の中国語を聞いて将来は中国語を使った仕事につきたい!という強い意志がありました。それは新卒というブランドを捨ててもやりたい事だったので留学を決めました。

自分がどうなりたいかを想像して!目標の決め方

留学後の自分を想像して!想像できなければ行かない方が良い!

厳しいことを言いますが、まずは自分がどうなりたいかを考えることが重要です。
これが出来ないと現地で何も得られないです。

そんな時は未来の自分像を考えてからその為にはどうしたら良いか、を考えていくとやることが見えてきます。

私の場合は目標は、中国語の日常会話ができるようになって 大学卒業後は中国語を使った仕事につきたい!でした。
具体的には、中国語で自分の意思が伝わる会話ができるようにする。相手の言ってることをきちんと理解できるようにする。ビジネスでも通用する中国語を身に着ける!にしました。

例えばこの1年間でHSK8級とる!日本に帰ったら中国語を使った仕事につく!中国人のお友達を100人つくる!ビジネス会話ができるようになる!何でも良いと思います。
近い未来の自分を想像してどうなりたいか、何ができるようになりたいか、何をしたいかを考えるべきです。

実際現地に行ってもっと高い目標になるかもしれません。もしかしたらこんなはずではなかったと思うこともあるかもしれません。あくまで目標は達成する物ですが、状況にもよるので修正したって良いです!一番大事なのはどうなりたいかということ自体を考えるということです。

どれくらい留学する?の留学期間の決め方

私の場合は、大体1年間あれば意思疎通ができるくらいは話せるようになる!と留学サポートセンターで教えてもらっていたのと、1年間の休学と期間も決まっていたので、休学のMAX1年間を使って期間を決定しました。

いきなり1年間の留学は不安に思う人もいるでしょう。お試しで観光の3泊4日や、夏休みの2週間、1ヶ月〜3ヶ月など細かく期間を分けて中国へ行ってみるのもアリです。

どこで学ぶ?学校の具体的な決め方

1年間の留学だった場合、大学に付属している語学学校へ行くのか、塾のような専門学校へ行くのかを決めなくてはなりません。
4年間の場合は大学の語学学校へ通ったのち、本科生として外国人枠の編入も出来ます。

短期の場合は大学の受入状況を確認しなければなりません。私の通っていた北京師範大学は私が夏休みの間は短期で生徒を受け入れていました。その代わり長期休み以外の受入はやってなかったので短期の場合は注意が必要です。

大学の外国人受入れ語学学校

大学の語学学校の良さはとにかく卒業生の数が膨大なことです。良い先生もいるし、学校として受け入れるので安心感もあります。また、学生寮もあるので通学も便利なのと、困ったときはサポートしてくれます。治安的にも守られているので初めての場合は大学の語学学校はおすすめです。

専門学校

大学とは違い、1人に対して手厚く教えてくれます。実績が命になるので、熱心に教えてくれると思います。HSKの点数を上げて帰りたい!と目標を決めた場合は専門学校はおすすめです。
滞在先はホームステイやホテルでの宿泊になることが多いので安全面も自分で対処しなくてはなりません。また、滞在先から学校が遠い場合もあるので自力で通学しなくてはなりません。

私が重視したことは、中国人の学生生活も見たかったし、学生寮は安全だと判断しました。また、中国の大学というところで生活をしたかったので大学の語学学校へ通うことを決めました。

費用問題を解決する為にはどうしたら良い?具体的な解決方法

  1. 何にお金がかかるのかを考える。
  2. 具体的にかかる費用を書き出す。

具体的な費用がわかったら、実際その費用はどうやって捻出するかを考えます。

  • 家族に頼る。
  • アルバイトをする。
  • 貯金を切り崩す。

私の場合は学生だったので両親に相談しました。留学したいと高校生の頃に話をしたこともあり、用意はしてくれていたようです。
ただ、学費以外もかかるのでその分はアルバイトをして資金を作りました。

期間が決まったら実際具体的にどのくらいの費用が必要かを考えてください。

海外で過ごす為には資金が必要です。ギリギリの予算では何かあった時に対処できませんので留学費プラスアルファーで多めに資金を準備しましょう。

プラスα 決める事多すぎ!どうしたらわからない時の不安の取り除き方

周りに惑わされない!自分の意思を強く持て!

私が留学を決めたのは大学3年生の後半。周りの友達は就活準備に取り掛かっていて髪の毛を黒く染めたりエントリーシートを用意したり、説明会へ行ったりと私とは別世界でした。みんなが就職することに焦りはありましたが、留学すると決めたので前向きに準備する事ができました。

とにかくノートに書き出す!ぜーんぶ書いちゃえ!

留学前は色々なことを決めなくてはいけないし結構忙しいいです。頭の中で色々決めていても抜けがあったりこれやってなかったーなど、何ができていて何をすべきことなのかをきちんと文章に残して見える化して不安をなくしましょう。見えることで行動しやすくなるし計画的に動けるのでおすすめします。

仲間を探せ!不安解消には仲間が必要

留学体験談や知り合いでもいれば話を聞いたりコミュティを利用して活用すると、より現実的になると思います。今はSNSなどでも繋がれるし、実際に現地にいる人のブログを読んだりするのも良いと思います。

まとめ

焦りは禁物ですが、勢いは大切です。流れに乗ってとんとん拍子に物事を決めるのも成功の道だと思います。あまりマイペースすぎるとチャンスをを逃したりするのでToDoリストを活用して行動にうつしてみましょう!細かく書いた方が後々自身の為になるのでできるだけ詳しく書きましょう。
息抜きも忘れずに。

北京植物園の犬の銅像
北京留学中に撮影 北京植物園にて

いかがでしたか?計画をきちんと立てることで不安や失敗が少なくなると思います。今回はいくつか準備として挙げましたが、まだまだやることは沢山あります。
今決めたことは現地に行ったあとで考えが変わっても悪いことではありません。

準備してきたのにやはり合わなくて帰国することだってありえます。どんな状況になっても後悔しないようにして欲しいです。

大変ですがそれも全て楽しみに変えて留学できる日を心待ちにしましょう!

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